花粉の汚れは洗車機にかけても、自分で手洗いしてもなかなか落ちません。
なぜならば、花粉は油汚れだから!
いくら良い洗剤をつけても良いコースを選んでも花粉汚れがなぜ落ちないのか?の理由を知はなくてはいけません
洗車する頻度やタイミング、どうやったら落ちるのかを紹介していきます。
洗車しても花粉汚れが落ちない原因
花粉は普段フワフワと飛んでいて、外側には膜が貼られています。
しかし、水に溶けるとその膜が破れ、中からペクチンというネバネバした成分が出てきます。
これが車のボディーを汚す正体です。
油の成分に似たようなものなので、水には溶けず
放置しているとシミになる事もあります。
でも大丈夫です。
このペクチンは熱に非常に弱い成分だと分かっているので、夏になればすっかり消え去ります。
花粉を落とす3つの方法
1、熱湯を使って落とす
2、高圧洗浄を使う
3、洗車機を使う
1、熱湯を使って落とす方法
家で簡単にできるのでやってみて下さい。
まずは、熱湯(80℃以上)をタオルに染み込ませます。
後は、拭くだけです。
注意!
花粉には、空気中のダスト(黄砂などの砂利)がくっついている可能性が高いので、そのまま力を入れて拭くと傷がつく恐れがあります。
まずは、お湯をかけてしばらく待ち
汚れが浮き出てからタオルで拭いてあげましょう。
2、高圧洗浄を使う
家に高圧洗浄があれば、高圧洗浄を使って、花粉を排除するだけで車のボディーに傷をつけず洗い流せます。
ただし、高圧洗浄を近づけ過ぎると塗装に負担をかけてしまうので
高圧洗浄とボディーの距離を約1メートルほど離してゆっくりと洗車して下さい。
3、洗車機を使う
洗車機には、高圧洗浄を使った洗車コースがあります。
そしてなによりもうれしいメリットは、コーティング剤を含んだコースもあるので
洗車してまた花粉が付いたとしても、簡単に水洗いでも花粉が取れてしまうメリットがあります。
よって、花粉の時期にも関わらず洗車する頻度を抑えつつ花粉汚れを排除してくれます。
洗車機の使い方、おすすめの洗車コースはこちらで詳しく説明させて頂いております。
洗車頻度とタイミングについて
1年で一番洗車する人が多い時期
(2月~4月)
その理由は、花粉と黄砂の時期が被るからなんです。毎日花粉が降り注いでくるので
どれくらいの頻度で洗車したらいいのか?とよく聞かれることがあります。
僕の答えは、普段の2倍のペース。
できたら1週間に1回洗車すれば塗装への負担は少なくてすみます。
もちろん花粉の飛散量により臨機応変に対応してください。
洗車するタイミング
花粉が降りはじめる前の段階で、
コーティングをする事をおすすめします。
コーティングは、ガソリンスタンドでも洗車機でも自分でも
どんな方法でも構いません。
コーティングをする時は、花粉を全て洗い流してからして下さいね。そうでなければ、コーティングの間に花粉が入り込み逆に汚くなる恐れがあります
私なら洗車機に入れます。
一番簡単だからです。
洗車コースのコーティング剤の効果は約1カ月~2カ月持ちます。
洗車機に入れてしまえば、花粉が降り積もったとしても簡単にタオルで拭き取ることができます。
昨年の花粉シーズンの時、こんなにも積もっている花粉車を洗車機にかけて
一瞬でこの感じにしました。
そして、その後はタオルに水を染み込ませて拭き取るだけで終わりです。
嘘のような本当の事なんですが、詳しくはこちらを見て頂けたらお分かりになると思いますのでご参考にお願いします。
さいごに
花粉の汚れは、自分で洗おうとしてもなかなか落ちませんし、逆に傷をつけてしまう恐れがあるので
できれば洗車機を使うか、プロの手を借りて洗車して下さい。
コメント