洗車機が原因で傷がつく事は、ほとんどありません。
では、どうして傷がついたのか?
この傷はなんなのか?
そう思っている方は多いのではないでしょうか?
そんな疑問に応えるべく、ある実験をしてみました。
洗車機で傷がつく原因べスト3位
洗車機を通した後、拭き上げをしていると
あれ?なんだこれ?こんなキズあったっけ?
なんだか小さい擦り傷みたいな傷が・・・
これは一体どこでいつ、ついたのか?
前洗いで傷がつく(90%)
衝撃!!!
ほとんどのキズの原因は、自分でつけていた!
洗車機でキズができるのは昔の話。
昔は、ナイロンブラシの素材を使っていたのでブラシが硬いので、ボディーに細かいキズがついていたのは事実です。
しかし今の洗車機ブラシは柔らかい素材
- 布ブラシ
- スポンジブラシ
- ウレタンブラシ
主にこれらの素材を使った洗車機を置いてあります。
ブラシが原因でキズがつく事はほとんどありません。
洗車機メーカーもこの手のクレームは想定内で、ちゃんとキズがつきませんよという研究結果もだしています。
では、何が原因なのか?というと
答えは、「事前洗い」
事前洗いとは、洗車をする前にブラシやスポンジでボディーをさっと洗う事です。
ガソリンスタンドによくこんなの置いてるの見た事ありませんか?
洗車機ではあまりきれいに落ちないホイール周りやミラーなどを洗車機に通す前に軽く洗ってあげることです。
しかーし、
ボディーを強くゴシゴシ洗う人をよく見かけます。
これ普通じゃない?
そうなんです。
普通にやっているこの行為がいかに車のボディーを傷つけてしまうのかという真実をお伝えします。
いきなり質問ですが。
ガソリンスタンドに置いてある前洗い用のバケツってきれいだと思います?
たくさんのお客さんが使った後のバケツにゴミ1つ入っていないと思います?
答えは「ノー」です。
その証拠に、バケツの中身を見てみると・・・
これ、すごく濁っているんですが
濁っているだけならいいんです。
もしこの中に小さい石ころが入って
その石ころと一緒にスポンジでゴシゴシ車のボディーにあてていたら
ボディーはどうなりますか?もちろんキズだらけになります。
でも石ころなんて入ってるわけないじゃん!
調べてみました
これにさきほどのバケツを少し入れてみると・・・
ひぇーこの時点で小石が見えてるんですけど
とりあえず入れてみました。
フィルターの中をのぞいてみました・・・↓
小さい石ころがゴロゴロでてきました笑
という事は、前洗いでこのスポンジの窪みに小石を埋め込んで
愛車のボディーをゴシゴシ洗うと・・・簡単にキズが出来る事は容易に想像できるのではないでしょうか?
納得いかない人は、ボディーの傷をよ~く見てみましょう!
傷が、円を書いたようなキズになっていませんか?
それはまさに、スポンジでボディーを擦った痕跡なんです。
洗車機のブラシが原因での傷は、円を書いたようなキズではなく横傷なんです。
北富士でピカピカボディがこのザマである
まあほとんど汚れで傷では無いけど、傷あっても洗車傷程度だろ(´・ω・`) pic.twitter.com/YUvLpW2c02
— Takashi556 (@tks556) January 4, 2017
この上の写真のような傷になる事は絶対にありませんが、もしブラシが原因で傷がついたとなるとこんな横線が入ったような傷が、ボディー全体に入ります。
一部だけ傷がはいるような事はありません。
ボディーについている砂やホコリ(9%)
しばらく洗っていない車には、たくさんのホコリや砂がこびりついている場合があります。
その細かい砂利などと一緒に洗車をしてしまうと、洗車コースによっては傷がついてしまう可能性がちょっとだけあります。
しかし、よっぽどの放置していない車でない限りそんな心配はしなくてもいいでしょう。
洗車機のブラシ(1%)
昔のブラシは硬い素材を使っていたので、傷がつく可能背は否定できませんでした。
しかし、今のブラシで傷がついたなんて事例はほとんどありません。
ブラシが原因
洗車機が原因だと確信しているなら?
前洗いもしていない、車もほとんど汚れていない。
洗う前には絶対にこんな傷はついていなかったと確信を持っている方なら
ガソリンスタンドの店員さんを呼んで、
洗車機メーカーに確認、問い合わせて下さいと言いましょう。
証拠があれば、もちろん弁償をしてくれますし
少しでも不安があるのであれば、店員さんは洗車機メーカーに見解書を作成してくれます(結構面倒なので、確信がある方だけお願いします)
手洗いでも傷がつく?
自分の家で手洗い洗車をする事もあるでしょう。
普通、スポンジを使って中性洗剤などで洗い流すと思いますが
この行為も車に傷をつける原因です。
僕の父はその事を知らず一生懸命傷をつけていました笑
自分で手洗い洗車をする場合は、
小さい砂などがついていないかしっかり確認して
スポンジを使う前は車のボディーの砂利などを取り除いて洗いましょう。
傷がつきやすい洗車コースとは?
洗車にはいろんなコースがありますが、
手ごろに出来る洗車コース(水洗い、シャンプー)は
高圧洗浄をしない場合があります。
高圧洗浄はこんな感じで、高圧で水を吹き付けます。
良い洗車コースにはこの高圧洗浄がついています。
そして、この高圧洗浄はボディーについている目に見えない小石などを傷をつける事なく排除してくれます。
しかし、水洗いなどのお手軽コースにはこれがなく
ブラシと水だけを使って洗車するコースなので、ボディーに小さい小石などがある場合
低確率ですが、ボディーに傷がついてしまう可能性があります。
なので、洗車コースは高圧洗浄を使ったコースを選んでいただくか
オプションで高圧洗浄を選んで下さい。
左上の高圧ジェットというオプションを選ぶと、高圧洗浄してくれます。
洗車コースなんてよく分からん!
という人はこちらで洗車コースを解説していますので見て下さいね。
キズをつけない対策
車に傷をつけたくない方は、
前洗いはしない方が良いでしょう。
そもそも洗車機は、前洗いなんかしなくてもきれいに汚れが落ちるんです。
洗車機に入れる前に一生懸命前洗いしたい気持ちは分かりますが
かえって傷がつくという悲惨な事になります。
もし洗いたい場合は、最初に水を車全体にかけてあげましょう。
すると、汚れがすこし浮きます。
浮いた状態でスポンジで女性を触るようにかる~く触れてあげるように洗ってあげると傷はつきにくくなるのでやってみて下さい。
さいごに
洗車機に通す場合は、前洗いは注意して下さい。
自分で洗う場合は、最初に水をかけてあげるか
高圧洗浄で汚れを落としてからスポンジを使うようにしましょう。
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